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マグネシウム球殻核融合を想起させた中国の実験
Chengyuan Linらは火星の大気が二酸化炭素であるので二酸化炭素と爆発するマグネシムをロケットの燃料に選びました。酸化マグネシウムが被膜した数μmのマグネシウム微粒子にレーザー照射し空気中での燃焼試験を行ないました。燃焼時間が約1mSとの結果を得ています。
これからMg球殻核融合は閉じ込め時間を1mS(10-3)とするとレーザー核融合の閉じ込め時間1nanoS(10-10)の107倍となります。
LAWSON条件から原子密度は閉じ込め時間に逆比例します。従ってMg球殻核融合は原子密度をレーザー核融合に比べ1/107倍まで薄くすることができ、
レーザー加熱より1/1000少ないMgの爆発エネルギーでも核融合が実現可能と期待されます。
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装置概要 |
高速度カメラによる爆発写真 |
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