|
ご挨拶
MgFusion(株)の森重晴雄です。マグネシウム(Mg)とCO2の爆発から球殻圧縮による重水素(D)と三重水素(T)との核融合を2024年2月に発案しアメリカ機械学会(ASME)POWERに論文投稿し4月に受理されました。9月17日に米国ワシントンDCで開催されたASME POWERの大会で発表しました。
このMg核融合はトカマク炉でもなレーザー核融合でもありません。核融合の種類ではMg核融合はレーザー核融合と同じ慣性核融合に分類されます。
MgのDT核融合は分子レベルで均等に殻体の薄皮を剥ぐように自ら爆発していきますのでレーザー核融合を上回る衝撃力が期待されます。試算するとDとTのMg核融合は13回の衝撃波で2000万度を超え核融合を達成します。さらにホウ素(B)プロトン(P)核融合においても21回の衝撃波で60億度に至り核融合も可能となります。
しかも燃料が二酸化炭素CO2です。常識を覆しますが、CO2はマグネシウムと反応するとTNT火薬の5倍以上に発熱しながら酸化マグネシウムと炭素になります。核融合発電をおこないながら二酸化炭素が炭素に固定化するカーボンリサイクルも同時に行う一石二鳥なのです。
マグネシウムは酸素とも反応しやすいですが常温でも爆発の危険性があります。二酸化炭素CO2は650℃を越えないとマグネシウムと燃焼しません。この温度を基準に核融合の反応を制御していきます。
核融合発電所の構想も出来上がりました。原理的には石炭微粉炭火力発電所の微粉炭の代わりにDTマグネシウム球殻をボイラーに投入すれば、核融合が起きボイラ−が高温となり、ボイラー管の水が水蒸気となり、その水蒸気がタービンを回し発電します。
いずれも既存技術の延長上ですので、研究開発予算が適切に与えれたら5年以内に核融合発電所が完成すると期待しています。
研究を加速する為にもクラウドファンディングや株式増資、寄付などの公募を行って行きますので宜しくご支援をお願い申し上げます。
|
Mg Fusion(株) CEO 森重晴雄 |
; |
|
|